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サロン開業可のマンション探す方法

サロン開業をする

ここ数年、個人事業主として仕事を始める人が増えています。
特にエステやネイルサロンといった業種は独立して個人開業をするということが多い職種です。

個人開業をするとなるとテナントを探すとかなりのコストがかかってしまいます。
そこで、最近では個人開業をする際にはマンションで開業する人が増えています。

マンションでの個人開業のメリットとしてコストが抑えられる点があります。
テナントを借りるよりもマンションの方が圧倒的に地代家賃が低いので初期費用と営業後の家賃とが抑えやすいのです。

もう一つのメリットとしてアットホームなプライベートサロンのムードを演出できる点があります。
大手のような規模の大きな豪華なサロンは作れなくても、こじんまりした落ち着いた空気の中を演出できると落ち着いた良いムードのサロンという印象を与えることができます。
また、テナントよりもマンションの方が小さな場合が多いので、清掃の手間も少なくて済みます。

マンションでサロン開業をするための物件探し

これから、エステやネイルサロンを個人で開業をしようと思ったら、すぐに今住んでいるマンションで営業が始められるわけではありません。
マンションというのは住居用とされており、店舗としての利用ができないという規約が書かれていることが多いのです。

特に分譲マンションは店舗としての利用が禁止されていることが多いです。
マンションの場合には、管理規約に「住居のみ」という記載がされていることが多く、このような記載があると事務所としての利用も禁止されています。

賃貸マンションでサロンとなる物件を探すことになった時にも、事務所としての利用はできても来客のある店舗としての利用は不可とされていることも多いです。
店舗として使えるマンションというのはかなり数が限られており、マンションの中の1割以下というくらいほとんどの物件が店舗利用はできないのです。

店舗という定義には不特定多数の来客があるということがあります。
エステサロンやネイルサロン以外にも、マッサージや整体、学習塾や占いといったものも店舗という扱いがされます。

不特定多数というのは、マンションによって細かな定義が違いますが基本的に毎日複数名の人の出入りがあると店舗として見なされ営業が禁止とされることが多いのが一般的です。
また、中には金銭のやり取りが発生するのが店舗という定義がされていることもあります。

このように不特定多数が来客することが問題となるのはセキュリティの問題が原因です。
オートロック完備のマンションであっても人の出入りが増えれば自ずとセキュリティが薄くなってしまうという問題が出てきます。
また、人の出入りが増えればうるさいと思う場面も出てきますし、人の出入りで落ち着かないという場面も出てきます。

このような理由から、マンションでは店舗利用が禁止されているところが多いのです。
そして、店舗利用が可能とされている物件に入居する際にはこのようなリスクがあることを理解しての入居が必要です。

店舗利用不可のマンションでの営業

中には、大して人の出入りがないからと店舗利用が不可のマンションで内緒で営業をしている人がいます。
もしも、これからマンションで開業をしようとしている人の中で、内緒で店舗利用不可のマンションでの営業を考えている人は絶対に避けるべきことです。

店舗利用不可の場所での営業というのは、規約違反ですから退去を命じられることがあります。
特に分譲マンションは規約違反への罰則が厳しですから、営業をやめたとしても退去をさせられることがありますから注意をすべきです。

店舗利用可能なマンションの探し方

店舗利用ができるマンションを探す際には、一般的なマンション探しと同じ方法で探していきます。
不動産屋に問い合わせをしたりインターネットで探したりして進めていきます。

店舗利用可能な物件を見つけても、絶対入居して営業ができるとは限りません。
中には、オーナー側で業種によって貸すということをしていることもありますし、同業種が同じ物件に入居することを断っていることもあります。

そのため、物件を探す際には一つ一つ問い合わせをして電話を入居の可否を確認する必要があります。
そこで時間の余裕がない時には不動産会社に一任して物件探しをしてもらうという方法もあります。